軽貨物ロジスティクス協会ってどんなところ?入会する魅力はどこにある?
一般社団法人軽貨物ロジスティクス協会は、「軽貨物業界の知名度と健全化を目的に、協会員同士の交流と安定経営に寄与し、日本一の物流法人加盟団体を目指す」を理念に、2017年に立ち上がり活動をしています。どのような団体で、入会後はどういった活動や繋がりが出来るのかを、本記事ではご紹介していきます。
軽貨物ロジスティクス協会とはどんな団体?
軽貨物ロジスティクス協会は、業界の発展や改善を目的にしている非営利団体です。例えば軽貨物物流に関する法整備など、1社では働きかけることが困難なテーマに対して、複数社で実現に向けて活動しています。
他にも社会貢献活動として、東日本大震災の際には物資の輸送を引き受けたり、団体での募金を行なったりしました。
また、団体内では情報交換や横の繋がりを持つことで、よりご自身の事業に生かしている方も多いです。具体的には、当協会では交通系に強い顧問弁護士サービスを実施しております。自社で雇うとなるとハードルの高い弁護士と協会で顧問契約。協会会員であれば30分無料相談が可能となっています。他にも、スタートアップ企業が業界の先輩企業からノウハウを共有してもらい、自社の成長に活かすといったケースも見かけます。
現在会員は約55社、ドライバーは3000名ほど在籍し、月1回の理事会を中心に定期的な交流をおこなっています。
昨年には元日本ハムファイターズ選手で、選手コーチも務めた経験を持つ白井一幸氏を講師にお招きし、部下育成やリーダーシップに対するセミナーを実施。近年はコロナ禍で対面セミナー等の実施が難しい状況はありますが、こうした独自の勉強会も積極的に開催しています。
入会した場合のメリットとは
当協会の入会メリットは、横の繋がりの強さと費用面でのパフォーマンスの良さだと思っています。当協会の会費は年間12万円と、スタートアップ企業や小規模企業でも負担が少なく参加が出来る価格となっています。
具体的に案件のご紹介を保証することはありませんが、過去には入会後、以下のようなビジネスチャンスが生まれたこともありました。
・食品メーカー系の事業所間輸送を担う案件を紹介獲得
・自社で受けきれなかった飲料メーカーの案件を協会経由で別企業に依頼
・他にも、有機野菜やネットスーパーの配送案件を協会での人脈経由で獲得した企業あり
こうした横の価値ある繋がりは引き続き強化しながらも、今後は「持続可能な社会」へ向けた取り組みも、当協会から軽貨物業界へ積極的におこなっていきたいと考えています。
例えば、2023年から開始予定の「インボイス制度」のサポートや電気自動車への対応、軽貨物業界に関連する法改正についても、事故などが起きて社会問題になる前に、適切な制定がなされるよう協会から働きかけられることを目指していきます。
関わる人に、さらにビジネスチャンスを掴んでいただくと同時に、業界を盛り上げていただきたい。そんなふうに考え運営に臨んでいます。
軽貨物ロジスティクス協会、入会の流れ
ここまで、当協会についてご紹介していきました。
入会をご検討されたい企業様には、以下の手順でご面談させていただければと思います。
入会申し込み
申し込みフォームに必要事項をご記入いただき、当協会までご連絡ください。
メール到着から3営業日以内にご返信をさせていただき、代表者面談の日程を設定させていただきます。
代表者面談
協会の説明や御社企業の事業のヒアリング、会則の確認などをおこないます。オンラインでおこないますが、入会に際して疑問点があったりどこかで迷いのある方は、この場でざっくばらんに質問いただければ幸いです。
協会内での承認審査
面談終了後、当協会内での入会審査に入ります。お時間としては約14日を目安にご返答しております。場合によっては追加で質問させていただくケースもあることをご了承ください。
会費のお支払い、活動スタート
協会の調査審議が完了しましたら、晴れて正式加入となります。加入申込書をご記入いただき、初回のみ1年分の会費(12万円)をお支払いください。2年目からは会費は月額払い(月1万円)となります。
正式加入のタイミングで、正会員証の発行、協会が運営しておりますグループチャット等にもご案内させていただきます。
軽貨物ロジスティクス協会瀬戸口副理事よりメッセージ
このたびは、「軽貨物ロジスティクス協会」にご興味を持っていただき、ありがとうございます。
当協会の強みは、圧倒的な横のつながりとコストパフォーマンスにあります。正式サービスとはしていませんが、会員の皆さまのビジネスが円滑に進むよう、協会が調整役を買ったり、ビジネスチャンスに繋がったりするお話をご紹介させていただいたこともあります。
私たちがこうした活動をする1番の理由は「業界を良くしたい」という純粋な想いです。業界の風通しや労働環境をよくし、社会的地位をさらに向上させたいと考えています。
こうした想いに賛同くださる企業様とお会いできることを楽しみにしております。