万が一のために!軽貨物ドライバーが加入する保険事情
個人事業主として軽貨物ドライバーの仕事を行う際は、どんなに運転に気をつけても何が起こるかわからないのが人生というものです。
誰しもトラブルなく過ごしたいと思っていても時に思わぬ事故に遭う可能性はゼロではないので、大切なのはその備えです。
今日は、軽貨物ドライバーが加入する保険事情について解説したいと思います。
黒ナンバーの保険料は高くなる傾向に
黒ナンバーとして軽貨物事業を行う際は、通常の自家用車よりも運転時間が長くなったりその分事故やトラブルに遭う確率自体が上がってしまうため保険料としては割高になりがちです。
これは仕方がないことで「だから保険には入らない」ではなく、正しく保険を選ぶ必要があるのです。
軽貨物ドライバーが任意保険に加入すべき理由
運転時間が長い=トラブルに遭う確率が高い
軽貨物ドライバーとして車を運転するということはそれだけ運転時間が増えます。
運転時間が増えるということは単純に事故などトラブルに遭う可能性が高くなり、保険に加入していないことで自分自身だけでなく人に対しても自分で責任を負わなければいけなくなります。
個人事業主は労災・雇用保険がない
そして軽貨物ドライバーは個人事業主なので、労災保険や雇用保険が使えません。
そのため、例えば業務中の怪我の保証や事故などで仕事を失ってもその保証がされるわけではなく、自分自身の貯金などから備える必要があります。
金銭的負担を減らすためにも保険には加入しておきたいものです。
多くのドライバーは任意の労災保険に加入している
先に、労災保険には加入できないと述べましたが、実は例外的な制度として
「労災保険特別加入制度」というものがありこれに加入している軽貨物ドライバーは多いです。
この制度は個人事業主であっても特別に労災保険に加入することが可能で、万が一に備えて加入することをおすすめします。
他にも「運送保険」という運搬中に荷物の盗難や破損などのトラブルに備える任意保険に加入するドライバーもたくさんいます。
まとめ
今日は、軽貨物ドライバーの保険事情についてでした。
任意保険に加入することでのメリットとしてはやはり金銭的にも精神的にも安心できるということです。
常に不安を抱えながら仕事をするのは辛いものなので、トラブルは毎日頻繁に起こるものではないかもしれませんが「安心」を買うという意味でも保険の加入を検討してみましょう。