どこかの運送業者に雇われるのではなく個人の軽自動車を使って荷物を届ける軽貨物ドライバーの仕事には、ルート配送、スポット便・チャーター便など様々な種類があります。
今日は、その中でも軽貨物チャーター便の特徴についてわかりやすく解説します。
軽貨物チャーター便とは
軽貨物の配送の仕事の中でも、代表的なのがこの「チャーター便」です。
チャーター便は、「チャーター」という言葉からもわかるように車両を貸し切り配送を行うタイプで、案件ごとに荷物の種類や配達先は異なり、壊れやすいものや高額なものなど、スキルの求められることの多い運送業務です。
貸し切りなので他の案件の荷物とは混合せず、専属で配達を行います。そのため、やや細かい注文にも対応できるという特徴があります。
例えば、月〜金までずっと専属で配達してほしいというのもこのチャーター便になります。
軽貨物スポット便との違い
簡単にいうと、一定期間か単発かです。
チャーター便は、利用者のニーズに合わせて一定期間の配送業務を請け負うタイプで、スポット便は必要な時に単発で業務を請け負うものです。
急な出費でお金が必要!という場合はスポット便で単発的にお金を稼げますが、安定という意味ではチャーター便の方がいいです。
軽貨物チャーター便の特徴3つ
報酬が高くなる傾向
チャーター便は、長距離の配達になることも多く単価が高く設定される傾向にあります。
効率的に稼げるというメリットはありますが、日によって仕事量は変動しやすく仕事が全くない時も出てきます。
チャーター便の仕事を受ける際は、その企業の過去の案件量や単価などを事前にしっかり確認して数ヶ月、半年、1年先などを見越してどのくらい安定的に稼げるかを把握しておくことが重要です。
決まった時間の業務
単発でいつ仕事が入るかわからないスポット便に比べてチャーター便は、決められた時間内での仕事になるのでその後の予定が立てやすいです。
また、荷物の集荷場所も決まっており直行直帰も可能な場合が多いので、プライベートとの両立も十分可能です。
再配達の可能性が低い
チャーター便は基本的に法人とのやり取りになるので、不在による再配達の可能性は低くなります。
もし仮に、再配達になっても時間を決めて貸し切りをしているため何度も再配達を行う必要性は少ないです。
まとめ
いかがでしたか?今日は、軽貨物ドライバーのチャーター便についてでした。
いつ仕事が入るかわからない単発案件のスポット便とは異なり、専属で決まった時間に配達を行うチャーター便は安定的に稼げます。
スポット便、チャーター便それぞれの特徴を把握して、あなたにベストなものを選んでください。